そして、冴华は着ているタンクトップに両手をかけて脱いでしまうと、スポーツブラとスパッツだけの姿になった。
「天国を味わわせてあげるわ。いえ、あなたにとってはあたしから与えられる快楽なんて地狱なのかな?」
スポーツブラとスパッツも脱いでしまい、全裸になった冴华は、倒れたままの総太郎にのしかかってきた。
冴华の引き缔まった、それでいて柔らかそうな肢体は相変わらず男の性欲をそそらせる。嫌いな相手であっても、绮丽な体であることは间违いなく、総太郎はどうしても冴华の裸を目にすると心臓の鼓动が速くなるのを止められなかった。
「さてと、じゃあ服をはだけさせて……」
冴华は総太郎の道着の前をはだけさせると、中の肌着を首元までずり上げて、総太郎の胸板まで露出させる。
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そして下半身も、ズボンとトランクスを脱がせてペニスを露出させた。冴华に脱がされて、総太郎は羞耻を刺激される。负けた直后とあってはなおさらだ。
「くっ……」
「相変わらず、しっかり锻えられたいい体をしてるわね。こういう男を犯すのは、女としてたまらない优越感があるから好きなのよねー。屈服させた今だから言えることだけど」
笑みを浮かべる冴华。近くで顔を见ると、意志の强そうな瞳に射抜かれるような感覚に陥る。相変わらず整っていて绮丽な顔立ちだ。
だが、彼女がそんな可怜な少女だからこそ负けたことが悔しくもなる。体を见ても男と比べれば明らかに华奢であり、男よりも絶対に身体能力では劣るはずなのだ。それなのに、この少女に総太郎はついに胜てなかった。
「じゃ、勃起しなよ」
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そう言って、冴华は総太郎のペニスの裏筋を指先でつうっとひと抚でした。
「ううっ!」
すると、総太郎自信が惊いてしまうほどに、ペニスはあっさりと膨らんでゆく。
「ふふん、相変わらずここは弱いね。格闘では手こずらされたけど、セックスは今日も圧倒できそうかな」
冴华はそう言うが、総太郎はセックスの面でも前回よりはよほど锻えられてきたはずなのだ。事実、美耶なども圧倒した上でここに来ている。
が、冴华に屈してしまったばかりということが响いているのだろう。総太郎自身、今までにも身に覚えがあることだった。女性に负けてすぐ性的なことをされると、気后れしているせいもあって性欲を刺激されることに抵抗できない。
「あなたはこれから、斤木流を灭ぼした憎い女に欲情して、精液をいっぱいぶちまけちゃうことになるのよ。気持ちよさと悔しさがいっぺんに袭ってくる感覚、今回もたっぷり味わうといいわ」
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