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不要买日文22(31)



「キス程度でこんなにとろけちゃうなんて、案外だらしないわね。まあ、负けたせいで弱気になっているからこそなんだろうけど。あたしが植えつけた女性恐怖症も、すっかりぶり返したみたいね」

 冴华に负ければぶり返す。それは前回もそうだった。
 そして、今回は凉子に癒してもらっても回复することはないのではないか。なぜか确信的に、総太郎はそう感じた。

「手コキだけで精液绞り尽くしちゃうのももったいないし、このくらいにしといてあげる」
「はぁ、はぁ……」

 冴华はなおも右手でペニスをさするようにして弄んでくるが、射精はさせないように弱い刺激だけにとどめているようだ。が、その柔らかな手の刺激で、総太郎はじわりとした快感を覚え、身动きが取れなくなる。
 小さく刺激を与え続けることによって、総太郎が万が一にも反抗することを封じているのだ。この性の技术ひとつを见るだけでも、性行为では格闘技以上に胜ち目がないことが分かる。
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「くっ、うっ……」

 微妙な性感だけ与えられ続けている状况は、気持ちはいいが絶顶まで到达できないもどかしさがあり、精神的につらくなってくる。が、冴华はその刺激をふいにやめて、総太郎の上にのしかかってきた。

「うぐっ」

 心地のいい重みを感じて、総太郎は思わずうめく。

「いじめようと思えばいくらでもいじめてあげられるけど、今日はそういうことはしない。ちゃんと気持ちよくしてあげるからね」

 どういう风の吹き回しなのか、确かに今日の冴华は総太郎をしっかりと気持ちよくしてくれている。责め苦を与えようという感じでもなく、幸福感を味わわせようとするような性行为だ。相手が冴华ではもちろん素直に喜ぶことはできなかったが、キスも手コキも男を壊そうとするような今までのような厳しさはまったくなく、こんなやり方ができたのか、と総太郎は意外な思いだった。 nwxs9.cc

「じゃ、挿れるよ」

 ペニスの上にまたがり、腰を落とそうとしてくる冴华。どうやら、もうセックスを始めるようだった。
 上から迫ってくる、冴华の均整の取れた裸体。抱きしめればさぞ心地良い感触が味わえるのだろうと思う。そして、ペニスを饮み込もうとしている膣も、极上のものであることを総太郎はすでに思い知らされている。
 快楽の予感に胸は高鸣るが、冴华にこれ以上快楽を味わわされてしまっていいのかという抵抗感が総太郎にはまだ残っていて、素直に冴华との行为を受け入れられるはずがなく、その思いが顔にも出ていただろう。冴华は総太郎の顔を见て、ふっと笑った。
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