そして、男とのセックスを楽しみながら、総太郎の心を屈服させようとしてもいる。なぜこの行为でそれができると思っているのかは分からなかったが。
(前回みたいに、俺の心を折るセックスをすればいいだけなんじゃないのか。どうして冴华は、今さらこんな优しいセックスをしようとしているんだ……)
分からなかったが、考えても无駄なことではある。総太郎は冴华の行为に流されるしかないのだ。
冴华は小刻みに腰を上下に动かしていただけだったが、次第に様々な方向に动かし始め、グラインドもしてくるようになる。
ぐちゅっ、ずっ、ずぷっ……くちゅうっ、ずちゅっ……!
「うあっ、そ、そんな动きをされたら……あ、ああっ!」
どぷっ、びゅっ、びゅるっ……
「ふ、ああぁっ……」
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グラインドで味わわされたペニス全体への刺激に耐えられず、総太郎は絶顶する。冴华に抱きしめられ、その体温と柔らかみを味わわされながらの射精は、素直に男としての幸福感を覚えるものだった。
(こ、こいつとのセックスで、こんな気持ちよくなっていていいのか……)
せめて不快に感じ続けるべきではないのか。だが、冴华の感触や匂いにさらされ続け、そして间近に见る整った顔立ちを见つめていると、だんだんと可爱らしく感じられてきてしまう。
「また絶顶してくれたみたいね。まあ、あたしにかかれば当然のことだけど」
目から敌意が感じられなくなっている。こんな视线を彼女が向けてくるなど、思ってもみなかったことだ。
「ほら、そろそろまたイっちゃうんじゃない? 远虑せずに、あたしの中でいっぱい気持ちよくなるといいわ」
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「くっ、あっ、ああっ!」
「どうせなら、乳首もいじってあげようかな。えいっ」
冴华は両手の指で、総太郎の乳首を强くつまんで小さくひねる。その絶妙の力加减で、総太郎は乳首から全身に弱い电気が走ったかのような感覚を味わわされる。
「うっ、こ、これは……」
「で、乳首つまみながら、思いっきりイかせてあげる。膣を缔めて、と」
ぐちゅううぅっ!
「うあっ、あっ、ああああっ!」
びゅっ、びゅくっ! どぷっ、びゅっ……
びくっ、びくんっ……
「ひぐううぅっ……!」
「あはっ、すっごい気持ちよさそう。男もやっぱり、乳首をいじられたら気持ちいいわよね。どう? 全身が快楽で痺れちゃうみたいでしょ」
「は、はうぅっ……はぁ、はぁっ……」
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