「くっ……」
「でも、前回とは少し趣向を変えるけどね」
そして、冴华はゆっくりと顔を近づけてくると、そのまま総太郎の唇を夺った。
ちゅうっ……
「むぐっ……!」
唇を重ねられた瞬间、総太郎の心臓が激しく脉打った。
心地のいい柔らかな唇の感触。嫌いな女相手のキスなど、普通に考えればいい気分になるはずもないのだが、冴华の唇は恐ろしく男の情欲に诉えかけてくる感触をしていた。
「う、うう……」
「ふふっ……」
そのまま、冴华は右手で、総太郎のペニスをそっと握り込むと、上下に刺激してくる。
しゅっ、しゅっ……
「ぐっ、むぐっ、うっ……!」
强くもなく弱くもなく、絶妙な强さの手コキ。それを、キスの感触と同时に味わわされる。
とても冴华の责めとは思えない、心地よさで男の感覚を痺れさせるような性行为だった。総太郎の鼓动はどんどん加速してゆき、唇に伝わる冴华の暖かな唇の感触も相まって、体の感覚が快楽に堕ちてゆくのが分かる。
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(う、ううっ、そんな……こんな、心地いいイかされかたをしちまうのか……)
苦痛を伴う射精を强いられるよりも、それはある意味では抵抗があった。冴华の责めで心地よくなどなりたくはない、そう思っていたが、彼女の责めに耐えることはできず、どんどん射精感を高められていってしまう。
ちゅっ、ちゅうっ……
「んぐっ、うっ、んううっ」
キスの感触が総太郎の意识を惑わせ、性的な快楽を加速させてゆく。
そして、そのまま手コキをされ続け、ついに……
しゅっ、くにっ、くにゅっ……
「むぐっ、うぐううぅっ!」
びゅくっ、びゅくっ……! びゅるっ、びゅっ、びゅううっ……
「ぐっ、うっ……」
射精の快感に総太郎の体はがくがくと震える。射精感が顶点に达しそうなタイミングでちょうど亀头を揉むように刺激され、见事に絶顶させられた。総太郎の体の快感を完全に把握しているかのようなタイミングだった。
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心地のいい絶顶に、総太郎は屈辱と快楽が相半ばする感覚の中で身闷えしていた。いまだ、意识には抵抗の気持ちが残っており、冴华から与えられる快感を心地よく感じたくないと思っている。
だが、そんな抵抗も――
「ん、んっ……」
にゅるっ……
「う、うぐっ……」
射精の余韵によって体が快楽でしびれるようになっている総太郎。そこに、冴华はついに舌を総太郎の口内に滑り込ませてきた。
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