でも、俺は逃げることが出来なかった。逃げる力はもう残っていない。仅かに抵抗する力さえ顔を包み込む魔乳とそこから立ち上るフェロモンにとかされてしまっている。
「ほらみて、レイヴ…」
彼女はそんな无抵抗ながらも反抗しようとする俺を知ってか知らずか、胸の谷间から顔をずらすと自分の掌を见せてきた。
黒く、すべすべした手袋を缠った、彼女の掌。
その指一本一本がクラゲの触手のようにくねくね动くそれは、あまりに妖艶で、たちまち俺は目をそらせなくなる。
「ぁ、あー…」
「今からレイヴのおちんちんは私のこの手に包まれちゃうんだよ……??极上の肌触りの手袋に包まれた……とーっても暖かい私のお手々に包まれちゃうの……??しかも……」
もう一本の手で指をならすと彼女の小物入れから一本の小瓶が浮いて出てくる。瓶のなかには蜂蜜のような、みてわかるほどの粘性をもった琥珀色の液体が入っている。その盖が彼女の魔法によってひとりでに、ゆっくりと、俺に见せつけるように开いていく。そしてー
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「ぁ……??」
「くすっ…??」
瓶が空いたとたん浓密な『甘さ』が俺の鼻腔を贯いた。この匂い、この甘さ。间违いなく彼女の、レミィのフェロモンだ。しかも、それを何倍にも浓くして浓缩したような重く、こびりつく匂い。それを一嗅ぎしただけで、强烈な甘い快楽が鼻から脳へ、脳から脊髄へ、脊髄から全身へゾクゾクとはしり、気づいた时には俺は変な声をあげていた。
「期待、しちゃったんでしょ……??」
「ちがっ、そんなんじゃ……」
彼女の発言を否定しようと言叶を并べようとするがそれよりはやくレミィは魔法で浮かせた小瓶をさかさにし、その液体を自分の手にまぶしていく。
にちゅ、ぬちゅという粘液の音と共に黒い手袋が液体でコーティングされていく。
その、あまりにいやらしい光景に并べようとした言叶は雾散し、脳内を再び桃色に染め上げられてしまう。あの手に包まれた时の快楽を、その时の光景を嫌でも思い浮かべてしまう。
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そして、そんな俺をみてレミィは再びクスリと笑う。
「もうそんなにみて……??やっぱり期待してるのね、レイヴ……??」
「だ、だから、违……そういうのじゃ、なくて……」
「じゃあどうして逃げないの?どうして无理にでも抜け出さないの……?」
「それは、れ、レミィが……おっぱいで、力……ぬけて……」
「まだ言い訳するんだ……??じゃあレイヴにひとつ、质问するね……?」
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