「でも、もう二度と変な技は食らわないから!」
冴华のほうから前に出てくる。総太郎にペースを渡したくないのが见え见えだ。
総太郎もそれを迎撃しようと自分から踏み込む。ラッシュ合戦となるが、冴华の体力を消耗させたことで、先ほどまでよりは渡り合えるようになっている。
「でりゃっ!」
「くっ……!」
総太郎はあくまで冷静に、しかし前に出ながら冴华のラッシュに対抗してゆく。
本能の部分ではこれ以上なく攻撃的になっており、体はどんどん前に出たがっている。しかし头は自分でも惊くほどクールだ。
これ以上なく理想的な心身の状态をしている。そのおかげで、ここにきて総太郎は冴华とまったく互角の攻防をすることができている。
(いけるな。秘法封じがもう使えなくとも、俺は冴华に劣らない戦いができる)
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しかし、あくまで互角のレベルであり、押し切るにはまだ决め手が必要になるだろう。
それをどうするか忙しく头を动かして考えていた総太郎だが、先に冴华が动いた。
「ふっ!」
冴华は打ち合いを嫌がり、総太郎のフック轨道のパンチに合わせて袖を掴んでいた。
(组技に来る気なのか?)
と思ったが、自ら胸を総太郎の腕に押し付けつつ、のしかかるように肘打ちを打ってきた。
「うおっ!」
まさか组んでからの打撃とは思わず、とにかく腰を回して掴みを振り払って避ける総太郎だったが――
「そこっ!」
総太郎の体势が崩れたと见てか、冴华はそこからさらに追撃の突きを打ち抜いてくる。
(こいつ、调子に乗りやがって!)
明らかに総太郎にペースを渡したくないという思いから来た奇袭だ。だが、総太郎は冴华が思うほど体势を崩してはいなかった。冴华にしては突きは工夫のないシンプルなものだったため、容易に避けると、同时に冴华の腕を脇に抱えてロックする。
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「あ、ま、まずっ……!」
今度は総太郎が冴华を捕まえた。そして、冴华の腹に膝蹴りを打つ。
ドスッ!
「ひぐっ! ……ん、のおっ!」
ガシッ!
「ぐふっ!」
膝蹴りを腹に叩き込まれながらも、冴华も反撃の膝蹴りを総太郎の脇腹に入れてくる。
「くそっ、こいつ、さっさと倒れろっ!」
「こっちの台词よ! いくら殴ったと思ってるの、しぶとすぎるのよ、あなたはっ!」
二人は互いのしぶとさを忌々しげになじりながら、脚を止めての打撃戦を始める。
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